今後の伸びに期待できる株式会社ユーラシア旅行社

株式会社ユーラシア旅行社は、顧客のニーズに合わせた海外個人旅行などを手掛けている会社です。その株式は東証ジャスダック市場に上場されており、一般の投資家が自由に取引できます。日経:株式会社ユーラシア旅行社

 

今から10年前の2006年半ばごろ、株式会社ユーラシア旅行社の株価は30万円前後でした。これ以降、同社の株価は下落傾向で推移してゆき、2008年には5万円前後にまで下落してしまいました。現在でもこの水準での値動きが続いています。

なお、株式会社ユーラシア旅行社は、2014年3月27日に1:100の株式分割を実施しています。見た目の株価が100分の1に(1株5万円が500円に)なりましたが、これまでは1株単位だった売買が100株単位に変更されただけなので、株式の価値そのものには影響はありません。

 

では、最近1年間の株価推移に注目しましょう。2015年6月上旬、同社の株価は570円前後でした。その後、緩やかな下落基調が続いています。2015年の最終日には517円という終値を付け、この年の取引を終了しました。それから半年ほど経過した6月8日現在では494円となっています。しかし、下落ばかりを続けてきたわけではなく、時には大きく上昇した場面もありました。

例えば、2016年3月の半ばには540円台を回復しています。この背景の1つには、ここ数か月間つづいてきた円高進行があるようです。円高になれば、米ドルなどの海外通貨が安くなりますから、海外旅行者には嬉しい話である、というわけです。これは海外旅行者の増加期待につながり、海外旅行会社の株も高くなります。ゴールデンウィークという最大の行楽シーズンを控えたこの時期、そのような期待はさらに高まり、株価に良い影響を与えました。

 

とはいえ、良い話ばかりではありません。旅行会社に限らず、どの会社にも「決算」というものがあります。決算発表がなされると、その会社の業績が明らかになります。2016年4月下旬、株式会社ユーラシア旅行社については、業績予想の大幅な下方修正が報じられました。円高局面においても株価が伸び悩んでいる背景には、こうした事情があるようです。