円高をも、ものともしない株式会社エス・ティー・ワールド

格安の海外旅行を取り扱う旅行代理店は、為替や景気の動向にかかわらず安定した業績となることが期待できます。株式会社エス・ティー・ワールドは、29ヶ国の37都市を取り扱う、海外旅行に強い中堅の旅行代理店です。

東日本大震災が発生し、1ドル70円台という極端な円高局面であった2011年も、株式会社エス・ティー・ワールドは2010年の180億円を上回る188億円の売上を記録しました。その後も売上高は成長し続け、2014年には200億円の大台を突破しました。扱う海外旅行の安さのみならず、オプションとサポートが充実しており、ウェブサイト上で積極的に情報発信していることも消費者に評価されています。

株式会社エス・ティー・ワールドは未上場ですから、株価の値動きはありません。ただし、今後上場した場合は株価が安定的に推移することが予想できます。株式会社エス・ティー・ワールドの事業と、上場している同業他社の株価を参考にしてみましょう。

テレビCMやインターネット広告を積極的に出稿している中堅旅行代理店は、2007年1月時点の株価がおよそ1,500円でした。2007年後半の金融危機を受けて株価は一時1,000円を割り込みましたが、大きく下落することはなく、自然災害や急激な円高が起きても緩やかな上昇を続けています。円安に転じた2013年以降は大きく値上がりしており、2015年1月には4,000円を超えました。その後は再び下落していますが、根強い海外旅行需要がある限りは一定水準で安定することが予想されます。

株式会社エス・ティー・ワールドが上場した場合も、株価は同様に推移すると考えられます。つまり、景気の減速局面でも値崩れしにくく、円安によって海外旅行需要が高まれば、さらなる値上がりを期待できるのです。

また、格安海外旅行を提供するだけに留まらないことが、株式会社エス・ティー・ワールドの強みです。都内の会場で写真教室やリゾートの選び方教室といった、海外旅行に役立つ講座を設けて顧客ニーズに対応していることも、株式会社エス・ティー・ワールドの株価を安定させる要因となります。